PS4でFPSやTPSといったシューティングゲームをやっている方は分かると思いますが、敵の位置を把握するのにゲーム音がめちゃくちゃ大事です。(実はCall of DutyやBattleFieldのほとんどの作品でキルレ2以上のガチ勢です。BF1は戦車が強すぎてキルレ4ありますw)
これまで、有線のヘッドホンを使っていましたが、机の上がコードだらけになってしまう現状に嫌気が指し、断捨離ついでにワイヤレスヘッドホンを探していました。
熱望しているBeatsXが使えれば…と思っているのですが、PS4の場合Bluetooth接続で使えるワイヤレスヘッドセットは、数が限られています。
しかも、ゲーム実況やフレンドとボイスチャットをするためにSONY「ECM PCV80U」を使っており、ワイヤレスヘッドセットを探していたところ、SONY純正のサラウンドワイヤレスヘッドセットを見つけ、購入したのでレビューします。
無線は素晴らしい!PS4「ワイヤレスサラウンドヘッドセット」開封の儀
PS4「ワイヤレスサラウンドヘッドセット」の外箱はこんな感じ。
この中から真っ白い箱が登場します。
いよいよ本体の登場!
袋を取ると、本体と付属品の入った箱が出てきます。
付属品の中身も広げると、説明書とヘッドセット本体を入れる袋と、ケーブル類(microUSBケーブル・イヤホンジャックケーブル・USB受信端子(ワイヤレスアダプター))が出てきます。
PS4「ワイヤレスサラウンドヘッドセット」を購入して良かったところ
Bluetooth(無線)でコードの煩わしさを忘れ、ゲームプレイに集中できる
PS4でヘッドホンジャックに有線接続しようとすると、コントローラーに挿す必要があります。
変換器を購入してUSBで接続することも可能なのですが、PS4本体には2つしかUSBポートがありません。
コントローラー充電用とマイク接続で全て埋まっており、コードを整理したいという観点からも無線は最高です。
コントローラーからぶら下がるケーブルが無くなったことにより、よりゲームに集中することができ、肩コリや首のコリも少なくなった気がします。
充電はmicroUSBでできるため、事前にやっておけばプレイ中に電池が無くなることは無し!(連続起動8時間ほど)
ワイヤレスヘッドホンは初めて購入したので、他の製品がどうかは分かりませんがPS4純正のワイヤレスサラウンドヘッドセットは充電をマイクロUSBでできるため、PS4を起動していなくても充電ケーブルから充電できます。
本体に繋がないと充電できないということはないので、便利です。
PS4純正の良いところ!バッテリー残量がPS4プレイ画面から一目瞭然で分かる
PS4とのペアリングなどの連携周りは、他のワイヤレスヘッドセットではPS4純正のワイヤレスサラウンドヘッドセットに勝てません。
地味に気に入っているのが、バッテリー残量がPS4の画面に表示されるところ。(コントローラーのバッテリー表示と横並びで表示される)
バッテリーが少なくなると、アナウンスもあるのでプレイ中に突然切れた経験はありません。
コンパニオンアプリにより、イコライザーを自由に調整できる
先日、PS4がワイヤレスヘッドセットのイコライザー調整アプリ「コンパニオンアプリ」を提供しました。
FPSゲーマーの場合、「シューター」を選択することで音の方角をしっかり聞き分けられるようになります。
ワイヤレスサラウンドヘッドセットには、2つのプリセットを設定することができるので、FPSをプレイする時の「シューター」と音楽を聞く用の設定をあらかじめ選んでおけば、スイッチ1つで簡単に選べます。
マイク内蔵のため、ボイスチャットをするのに別途マイクを買う必要が無い
ヘッドセットという名の通り、ワイヤレスサラウンドヘッドセットにはマイクが内蔵されています。
僕はこれを購入してから、SONYの実況用マイク「ECM PCV80U」はお蔵入りしています。
PS4「ワイヤレスサラウンドヘッドセット」のここがイマイチ…なところ
耳当ての素材のクッション性が少なく、着け心地は固め
僕はこれまで、オーディオテクニカの10000円ほどの有線ヘッドホンをしていました。
こちらは耳当てや頭に当たる部分の素材が柔らかく、何時間着けていても痛くなりません。
しかし、SONYのワイヤレスサラウンドヘッドセットは素材が硬めで最初は痛く感じました。
自分の頭は頭頂部が少し出っ張っているため、そこを外して装着したところ問題無くなりましたが、装着感はそこまで期待しない方がいいです。
マイクの音質が悪く、声がくぐもった感じに聞こえる
これまで、単一指向性のコスパ最高のマイク、SONY「ECM PCV80U」を使っていたので、それと比べると聞き取る声の出力がイマイチです。
フレンド曰く、声がくぐもったように聞こえるとのことで音量を上げてもらいました。(もちろん、音量を上げれば普通に会話できますし、何も問題ありません。)
ノイズキャンセリング機能が内蔵されているのですが、マイクが外側に張り出さない構造のため、どうしても声は遠く聞こえがちです。
7.1chバーチャルサラウンドは、擬似的に音に広がりを持たせたものなのでFPSゲーマーにはいらなかった
FPSゲーマーのガチ勢は足音を聞くことを非常に大切にしており、音の距離感と方角、定位が分かることがヘッドホンの大前提にあります。
PS4のワイヤレスサラウンドヘッドセットの場合、7.1chのバーチャルサラウンド機能がありますが、音に広がりをわざと持たせる機能のため、僕は普段使っていません。
また、コンパニオンアプリを使っていない方は足音の方向を聞き取りにくいと思いますが、「シューター」に設定すると劇的に改善するのでぜひ試してみてくださいね。
ここまで色々書いてきましたが、値段相応の音質や機能で、PS4とのシームレスな連携機能を持っている本製品は買って良かったと思います。
何より、無線にすることで肩コリや首のコリが軽減されたような気がするのが1番の収穫でした。
ロジクールのG933も気になるので、気付いたら買っている可能性はありますが(←)しばらく愛用しようと思います。