スマートフォンが普及した関係もあるかもしれませんが、SDカードなどの「フラッシュメモリ」と呼ばれるチップを使ったメモリカード、ちょと難しい書き方をすると記憶媒体がとても安くなりました。
容量あたりの価格がこの手のものが一般に出回り始めた当時と比べると多分、数百分の一とかに下がってます。
先日のAmazonのタイムセールでなかなか評判の良いマイクロSDカードが割引になっているのに気づきました。TEAMというメーカーの128GBのものが割引価格で3,480円。なかなかインパクトのある値段で思わず1枚ぽちり。
このカードが手元に届きましたので、さっそく少し性能なども測ってみました。
まずはパソコンでベンチマーク
ものが届いたらさっそくパソコンにメモリカードリーダーを取り付けてSDカードの読み出し速度、書き込み速度を測ってみます。
こういうときにパソコンで使う性能測定、「ベンチマーク」ソフトの定番中の定番は「CrystalDiskMark」というソフトです。日本の開発者の手になるソフトで無料で利用できます。
このソフトでTEAMのSDカードの性能を見てみるとこんな感じになりました。
かなり速いです。
Amazonのユーザーレビューに載っている数字の最良のものよりは落ちますが、このお値段、この容量ながら3,500円で買えるSDカードとしては破格の性能と言っていいと思います。
書き込み・読み出しの速度だけだったら、有名メーカーのサンディスクのUltraシリーズ以上の性能がありますね。
手元のスマートフォンで使うつもりで買いましたが、これぐらいの性能があるなら結構高性能なデジカメに使っても十分役に立ってくれそうです。
パソコンのメモリカードリーダーに注意が必要
これぐらい性能が高いSDカードだと、パソコンでカードを使うためのメモリカードリーダーにもちょっぴり注意が必要になります。
USB2.0接続の製品だと多分性能が足りなくなっちゃいます。せっかくカードが性能いいんですから、カードリーダーの方もそれを活かせる機種を選びたいですね。
「USB3.0接続」となっている機種を選べば大丈夫です。
なんでこんな容量が必要?
なぜこんなに容量が大きなカードを買ったかというと、著者は「ハイレゾ音源」と言われる音質がとてもいい音楽データをスマートフォンに入れて聴いているからです。
音がいい代わりにデータ量がすっごく大きくて、アルバム一枚でDVDの容量を超えるぐらいのサイズがあったりするのでどうしても容量の大きなSDカードが必須になるのです。
あとは動画をスマートフォンに入れて持ち歩きたいから、というのもありますね。外出先での暇つぶしなどに便利です。
ネット経由で動画を見られる動画配信サービス、YouTubeやNetflixなどがありますが、こういったサービスを外出先で使うと、あっという間にスマホの通信容量を食い潰してしまいます。
ブルーレイレコーダーなどには、スマートフォンに録画した番組を持ち出せる機能が付いている機種もありますから、録画したテレビ番組などを持ち出すのにも便利に使えます。
著者はスマートフォンで撮った写真はパソコンにバックアップを取りますが、パソコンを持たずスマートフォンだけでやりくりしているユーザーも増えていると思います。
そうなるとたくさん撮った写真をどこに保存しておくかは結構な問題になるかもしれません。そういったときには容量が大きなSDカードがとても便利です。機種変更の時にも写真データなどをそのまま持って引っ越しができますしね。
AndroidスマホでSDカードスロットが空いているなら今はSDカードでかなりお手軽に容量を増やせますから、思い切って容量の大きなカードを買ってみるのも手ですよ。