ブラックアウトの教訓。役だったものその1
先日の北海道全域の大停電まともに影響を受けて、わたしが住んでいる地区ではほぼ40時間電気がない状態が続きました。
普段、何気なく使っていたものの多くが使えなくなり、日常生活のありとあらゆる所に支障が出ました。いつの間にやら電気に頼り切る生活になってしまっていたようです。
今の本格的なストーブの多くは電気がないと燃焼させ続けられませんので、もしブラックアウトが真冬に起きたら、と考えるとゾッとします。
一応、うちには電気を使わないポータブルストーブも用意してはあるのですが、火力が全然違いますからね。
いろいろと教訓になることを残してくれた出来事でした。
と言う訳で、先日の大停電で役に立ったものとかその際の工夫等々をまとめてみたいと思います。
スマートフォンの通信はとても大切なライフライン
当たり前ですが、停電になるとパソコンや固定回線のインターネットはほぼアウトです。バッテリーが充電してあればノートパソコンはしばらく動いてくれますが、丸1日を超えるような停電になるとそれもお手上げです。
インターネットの回線も固定回線の方はまずダメでしょう。
今回の大停電では携帯電話の基地局がすごく頑張ってくれて、約40時間の間ずっと携帯電話回線が生きていました。その結果、スマートフォンが情報の大切なライフラインになりました。
スマートフォンのバッテリーをいかに持たせるかがとても大切な要素になりました。
スマホを生かし続けるために
スマホのバッテリーをスマホの通信のためだけに使うように使い途を絞るのがまず工夫の一つ。
退屈でもゲームなんかは厳禁です。あれが一番バッテリーを食いますから。
そしてスマートフォンを充電できる「モバイルバッテリー」は必須のガジェットになります。出来るだけ大容量のものを出来れば複数用意したいところですね。
1万mAhのもの一つでは正直不足でした。
あと、情報収集のためには画面の広いパソコンの方がずっと効率良く動くことが出来ますが、その際のインターネット接続はスマートフォンのテザリングを使うよりもモバイルWi-Fiルーターを使った方が良かったです。
やはりスマートフォン側のバッテリーを無駄にせずに済みますから。
スマートフォンは最悪の時には電話の通話用にも使うことを考えておかないといけません。
単3電池で動く充電器も何気に役立つ
スマートフォンのバッテリーが持ちそうにないとき、緊急用的なポジションでコンビニなどで売っている単3電池を使った充電器、あれが何気に役に立ちます。
急速充電こそ出来ませんが、単3電池さえあればUSBコネクタから充電できる機材にすぐに電気を供給できます。これはかなり便利でした。
そしてそのためにも他の用途でも、ある程度の本数の電池はストックしておかないとダメですね。「電気を貯めておける」という、これだけですごく役立ってくれるものです。
コンセントを借りるときにはOAタップ持参で
この間の大停電では、停電直後でも近くの公共施設には電気が供給され続けていました、幸いなことに。
そしてその施設のコンセントを充電用に開放してくれていましたので、夜には近くの人たちみんなが電気を分けてもらいに集まりました。
こういったときにはどうしてもコンセントの口が足りなくなります。
ですのでOAタップなどを持参すると現地で他の人に迷惑をかけにくくなります。複数の機材をまとめて充電するときにも便利ですし、他の人の手助けになるかもしれません。
どれもちょっとしたものなのですが、普段からちょっと気をつけておくだけで緊急時の備えにもなってくれます。