Macユーザーの皆さん、データのバックアップは取られていますか?
Time Capsuleなどの自動バックアップ機能もありますが、常に外付けHDDをMacに繋いでおいて、データをバックアップしてる…なんて使い方をしている人は少ないと思います。
というのも、僕は新型MacBook Pro 2016年モデルを購入して以来、USB Cのハブを利用していますが、そこにポートの数が限られているのでそこに常に外付けHDDを繋いでおくのは厳しいのです。
すると、どうしてもたまに「あ!間違ってこのファイル消しちゃった…でもバックアップなんて取ってないし、どうしよう…」ということがあります。
そんな時、データサルベージソフトがあると便利なのですが、今回EaseUS社よりMac用のデータリカバリー・復旧ソフトとして世界で高いシェアを誇る「EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 10.12」を使わせていただきましたので、実際の使用感をレビューしてみたいと思います。
Mac用データリカバリー・復旧ソフト「EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 10.12」の特徴・できること
あらゆるタイミングでのデータ消失を即座にリカバリーしてくれる
これまでデータサルベージソフトを使ったことは無かったのですが、「EaseUS Data Recovery Wizard for Mac」は想定されるほとんどのデータ消失タイミングで、復旧することが可能です。
ゴミ箱の中身の誤削除、クラッシュ時のデータ消失、HDDやSSDの誤フォーマット、ウィルス感染、システムリセットまで対応!
僕は「データ復旧ソフトって、ゴミ箱の中身間違えて消しちゃった時に使うもの?」と思っていたのですが、想像を大きく覆されました。
何と、HDDやSSDの誤フォーマット時やウィルス感染時、システムリセットの時までデータ復旧が可能です。
Macユーザーならやりがちだと思いますが、OSのアップデートが1年に1回あります。
そのタイミングで、バックアップ取るのが煩わしくてアップデートした結果、上手くいかずにデータ消失…ということがよくあります。(僕はMountain LionとMavericksの2回のOSアップデート時にやりました。)
今後は、万が一のデータ消失にも怯える必要無さそうです。
対応するファイル種類は無限大!画像や動画、音楽やドキュメントまでありとあらゆるファイル形式に対応
「EaseUS Data Recovery Wizard for Mac」はほぼ全てのファイル形式に対応しており、データ修復時に一部ファイルのみ取得できなかった!ということは無さそうです。
後ほど実験しますが、プログラムのファイル形式(.dmgや.pkgなど)も可能か、試してみます。
対応するデバイスも、Mac本体だけでなくUSBメモリやSDカードなどの外部メモリまで対応!
「EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 10.12」というソフト名なので、Mac本体のデータリカバリー限定なのかなと勝手に思っていましたが、何と外部メモリにもしっかり対応しています。
Data Recovery WizardをインストールしたMacに接続された外部メモリもサルベージ対象になるので、USBメモリはもちろんカメラのSDカード、そして接続した音楽プレイヤーの音楽データまで復元することが可能です。
驚きの対応具合…!
Mac用データリカバリー・復旧ソフト「EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 10.12」の使い方・操作方法
データリカバリーソフトって、操作方法が面倒なイメージがあります。(データのフォーマット選択して!とか、パソコンにそんな詳しくない方だとよく分からない単語のオンパレードだったりします。)
しかし、驚くほど簡単です。
EaseUS DataRecovery Wizard for Mac 10.12トップページより、インストールし、起動します。(「language」より言語設定ができますので、「日本語」を選択しておきましょう。)
※無料体験版があるので、まずはそちらでやってみるのが良いです。
サルベージしたいファイルを選択して「続ける」を押すと、以下の画面のようにMacとMacにつながっているメモリの容量やディスク形式などが一覧で出てきます。
ここでディスクを選んで、左上の「スキャン」を押せばサルベージ開始です。
Mac用データリカバリー・復旧ソフト「EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 10.12」を実際に使ってみる
Mac本体のデータで「EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 10.12」を使う
まずは、ゴミ箱から適当なダウンロードパッケージを削除してみたので、復元してみます。
packageファイルは「圧縮ファイル」に該当するようなので、こちらを選択。
なぜかMacのSSDが2つに分かれて見えていますが、Macintosh HDを選んで復元。
スキャン終了!と思いきや、何もファイルが表示されませんが、1回目は簡易的にスキャンをして復旧できるファイルを表示させるだけなのでそうなるようです。気にせず「ディープスキャン」をクリック。
すると、以下画面のように再スキャンをしてくれます。
気長に待っていると、ファイル取得が完了して一覧で表示されます。
後は、復元したいファイルを探して上の「リカバリー」ボタンを押せば完了です。簡単!
システムのログファイルまで復元してくれるとは…ちょっと知識ある人がこのソフト使うと、何でもできてしまうかもしれません。
SDカードの画像データ(の一部)を削除して「EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 10.12」から復旧してみる
今度は、SDカードのデータの復旧を試みます。
トップページから「画像」を選択して「続ける」を押します。
次に、SDカードのファイルを選択して、「スキャン」を押します。
「ディープスキャン」を押して、もう一度スキャンします。
スキャンが完了すると、無事削除してしまったファイルが表示されています。(リスト表示でも、サムネイル表示でも可能です。)
注意点:ファイルの復元を実際に行うには有料ライセンスの購入(8900円〜)が必要!
ご自身のバックアップを行いたいデータが無事「EaseUS Data Recovery Wizard for Mac 10.12」上で見れたら、それを復元するには有料のライセンス購入(買い切り)が必要です。
8900円からのプランが用意されていますが、一度購入したら何度でも使用可能なので、まずは無料の体験版をダウンロードして実際にファイルをサルベージできているか確認するといいでしょう。