アプリの広告出稿担当者の場合、何かしらの計測ツールを入れているのが普通です。
というのも、アプリ集客の配信面はWebと異なり、コレ!と言った有力な配信媒体がまだ無く各広告ネットワーク(ADNW)が乱立している状況です。
となると、配信媒体は膨大な数に上るため、配信実績を一元管理するための計測ツールをアプリに入れているケースが多いと思います。(具体的には、計測ツールのSDKを入れることになります。)
自分が新しくアプリ集客も担当するようになり、普段iPhoneしか使わない自分がAndroidの広告識別子であるAdID(Advertising ID=広告ID)をCVテストのためにリセットする必要があったため、忘備録としてまとめます。
Androidの広告ID「Advertising ID = AdID」は広告識別子として100%の精度を誇る端末IDである
なぜCVテストを行うためにAdIDをリセットしないといけないか
アプリの広告配信を行う場合、取得したい情報は「インストール」「アクション(購入とか予約とか)」の少なくとも2点はあります。
サービスサイドの人間として、一度ダウンロードしたアプリを再度インストールしたユーザーをインストールとして計測したくありません。
開発機でテストをするケースがほとんどで、大抵いくつかの.verのサンドボックスアプリを入れたことがあるためにアンインストールする必要がありますが、それだけでは上記”計測したくない“状態と同じです。
それを回避するために、Androidの広告識別子「AdID(Advertising ID=広告ID)」をリセットする必要があります。
AdIDのリセット方法は「 設定>(アカウント)Google>広告>広告IDをリセット 」(※OSの.verによって多少異なる)
Androidの場合、OSのバージョンによりUIが大きく異なりますが、基本的に設定の中から確認することができます。
(iOSの広告識別子「IDFA」は値を実機では確認することは出来ませんが、AdIDは確認できます。)
アンインストールした後にAdIDのリセットを行い、テストしたい.verのサンドボックスアプリをインストールすれば、まっさらな状態からのテストが可能になります。
アプリ集客担当者は必ず忘れないようにしましょう。