Googleが見やすくなったページ表示速度テストツール「think with Google」を発表!PageSpeed Insightsと数値は同じ
Googleが突然、新しいページ表示速度ツール「think with Google」を発表しました。
結論から言うと、既存の「PageSpeed Insights」とは数値上違いは特にありません。
”Powered by PageSpeed Insights”の表記があるように、データの内容自体には変わりがないのですが、開発者用に公開されているPageSpeed Insightsに比べてスコアを伸ばすための改善策が提示されていない簡素化されたUIとなっています。
その代わりに、非常に見やすいデザインになっています。(PageSpeed Insightsも見難い訳では全く無いのですが。)
think with GoogleとPageSpeed InsightsのUIを比較する
PCは質素なデザインからカラフルなデザインに変更されました。
※当サイトで実験してみます。
それに対して「PageSpeed Insights」の場合は以下でした。
ちなみにPageSpeed Insightsの方は、「修正方法を表示」をクリックすると具体的な対応策が記載されています。
think with Googleの方では修正方法を見ることは出来ません。(「CSSを縮小する」等、やるべきゴールは分かる。)
次にモバイルを見てみます。まずは新しい方。
PageSpeed Insightsのモバイル表示は以下。
ページ表示速度をモバイルで見る機会はそんなに無いような気はしますが、このツールを公開したということは「Web担当者が気軽にページ表示速度を確認しなければいけないくらい、検索エンジンのアルゴリズムに組み込まれる」ということでしょう。
先日も、モバイルのページ表示速度はモバイルフレンドリーアルゴリズムの要素に組み込む(これまではPCのページ表示速度を参考にしていた)ことは明らかでしょう。
※2017年6月現在、MFI対応はいつになるのか分かっていません。
ページ表示速度を高めるには、何よりサーバーの見直しが大事である
PageSpeed Insightsでテストをすると、まず「サーバーの応答時間を縮小する」という修正内容をGoogleが指摘してきます。
javascriptの読み込みを遅らせる等ももちろん必要ですが、サーバーを良いものに切り替える方が普通のブログやサイトであれば効果があります。
今作成中のサービスはAWS-Rails-Nginx-Unicornという流行りに乗りまくった構成でデプロイする予定で、非常に楽しみです。
このサイトは、お名前.comの共用サーバーからエックスサーバーに乗り換えました。
そのおかげで、ページ表示速度が2倍になるという恩恵を受けることが出来て、管理画面も爆速で軽くなりストレスが無くなりました。
ユーザーの直帰率も減り、滞在時間も伸びているので良かったと感じています。
サーバーの速度にお悩みの方は、他のレンタルサーバーと似たような値段で爆走を体感できる「エックスサーバー」を検討されてみるのはいかがでしょうか。