HTML5の要素として、ページ内にリンクを置くaタグがあります。
正しいアンカーリンクの使い方を知り、見出しタグを利用した目次を作る
これを使う際、リンク先を同一ブラウザのタブで開くか別タブで開くかを実装側で設定することができ、それがtarget属性です。
<a href="link.html" target="_blank">これが別タブを開く時のaタグの実装</a> <a href="link.html" target="_self">これが同じウィンドウでリンク先を開く時のaタグの実装(ちなみにデフォルトはこれ)</a>
上のように、target属性を何も指定しない場合は「_self」がデフォルトで適用されるので、下の実装を行うことはほとんど無いでしょう。
リンク先URLのパス(path)で上や下の階層(ディレクトリ)を表す際の書き方はUNIXコマンドで覚える
目次
リンク先を別タブで開かせるか同一タブで開かせるかは、自サイトの主要ユーザー層で考える
ネットリテラシーが高い人なら、ctrl(Macならcommand)+クリックで別タブで開けることを知っている
僕は同じページからの複数リンクを見たい時、別タブで開きたくなります。
その時は必ずctrl + クリックをして別タブで開くようにしています。(サイト側の実装がどうあれ、自分でやってしまうのです。)
当サイトのように、Web技術に明るい人が多く訪れるだろうサイトの場合、target=”_blank”を設定する必要はそんなに無いかもしれません。
target=”_blank”を指定して別タブで開かせる意味は、ユーザーにリンク先の閲覧後に戻ってきてほしい場合
僕もそうなのですが、別タブで開かせる意味はサイトからの離脱を防ぐためにやっています。(1ユーザーとしては、デフォルトで別タブを開いてほしいなと思っているところですが。)
ですが、上記はコンテンツ制作者のエゴであり、本来はユーザーに選ばせるべきではあるのかもしれません。
サイト内のリンクにtarget=”_blank”を指定するか否かで、サイトの滞在時間や回遊率がどのように変わるかは、一度データを取る必要があるかもしれません。