ついにFacebookがInstagram広告にリターゲティングを導入するというニュースが入ってきました。
外部リンク:Facebook、Instagramでもリターゲティングダイナミック広告の取り扱いを開始
配信内容は、ほぼFacebookのリターゲティングダイナミック広告と同じです。
※リターゲティングとは、一度サイトに訪れたユーザーにのみ広告配信を行う、一世を風靡したターゲティングの手法の1つです。
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※ダイナミック広告とは、サイト上の商品データをFeedデータ(商品情報や商品画像、リンク先URL等の情報をセットにしたcsvファイルと思って欲しい)の情報を元に、広告クリエイティブに商品画像や商品説明を利用して行う配信のことです。
以下、アドテク担当者として思うところをまとめておきます。
Instagramのリターゲティングダイナミック広告はFacebookほどの効果を生むのかは疑問…
クリエイティブ(商品画像)のコントロールが難しく、価格情報を入れ込めなさそうなのでCVR低いのでは?
外部リンク先に参考クリエイティブ例が添付されていますが、まず商品画像はサービスの運用上変更を加えるのは難しいでしょう。
となると、クリエイティブな世界観を好むInstagramユーザーに刺さる商品画像を広告配信に利用できないと、CVRが低い結果に終わると思います。
さらに、価格情報等はコメント欄にちょこっと入れるくらいしか手は無さそうです。
これも手入稿になるのであれば運用工数は計り知れないです(AdWords Editorみたいな便利なものは無いよね?)。
※Facebookのダイナミック広告もリタゲだから価格情報無くても効率悪くならないよってことなのかとは思っていますが、価格情報ぐらい欲しいなぁというのがユーザー視点でFacebookの広告を見ていて思うところです。(いずれ対応すると予想しています)
という訳で僕は「Facebook広告のダイナミック広告がInstagramでも出来るようになって、配信面増えたよ!」ぐらいに思っておくことにします。
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↑これやったのは、間違いなく広告プロダクトのアップデートのためだろうなぁと思っていたら、やっぱりそうでした。