Google AdWordsディスプレイネットワーク(GDN)で広告配信を行っている皆様、Gmail広告を検討したことはありますか?
実は2015年の9月より、Gmail広告が全ての広告主でディスプレイネットワークを通して配信することが可能になりました。
設定方法についてはAdWordsのヘルプ(参考:https://support.google.com/adwords/answer/6105478?hl=ja&ref_topic=3121944)を参照してもらうとして、今回はGmail広告の活用方法について考察していきます。
参考:http://adwords-ja.blogspot.jp/2015/09/native-gmail-ads-arrive-in-adwords.html
Gmail広告とはプロモーションタブ内のみで表示されるメールの上位2番目までに表示される
PCでのGmail広告の実際の表示は以下になります。
検索広告と比べて、かなり広告っぽい表示になっていますね。
実際のクリック率(CTR)等は分かりませんが、あまり高くはないと思われます。
広告指標の一つであるクリック率=CTRとは?その意味と計算式をまとめ
Gmail広告は「購買意欲の高いユーザー層向けのターゲティング」「リマーケティングリスト」「Gmail以外のプレースメント」には対応していない
ヘルプに記載がありますが、Gmail広告は認知度を高めるために利用するのが正解とのことです。
ちなみにGmail広告も通常のディスプレイ広告やAdWords広告と変わらず、クリックした場合に課金されます。(クリック方法は「折りたたみ広告(Collapsed ad)」「エキスパンド広告(Expanded ad)」どちらでも同一な広告の1回のクリックと判断され、ユーザーが広告を広げたり折りたたんだりしても追加料金はかかりません。)
Gmail広告の活用方法は”ターゲティング“と”プレースメント“
“ターゲティング”で使用できるのはキーワードやアフィニティカテゴリー、トピックターゲティング、デモグラフィックターゲティングとなっています。
GDNのターゲティングについては別のページでそれぞれ細かく解説したので、ご覧下さい。
GDNのターゲティング方法は6種類ある!配信効率化を図るために覚えよう
“プレースメント”の指定で、好きなドメインに配信ができる
Gmail広告の一番大きなところが、自分で配信先のドメイン(URL = プレースメント)を指定することができます。
僕は今後リスティング広告を自分のサイトで行う予定ですが、その際に競合のメルマガ等を受信しているユーザーをドメインで指定することで、競合のユーザーに配信することができます。
また、自分のサイトと関連性の高いドメインに対して配信することも可能です。
Gmail広告のリリースが2015年9月と新しい配信方法のため、出稿している広告主は少ないと考えられます。
比較的低CPCで配信できる(ような気がする)ので、テストしてみるのもいいかもしれません。