Macで開発を行おうと思った場合、仮想環境を構築する方が多いと思います。
僕はレビューログ(当サイト)のWordPressテーマを自作しようと考え、最初はMAMPにより開発を進めていたのですが、本番の変更内容をローカルに反映させるためにFTPから落とす、あるいはローカルの作業内容を更新するためにFTPでアップロードする…この作業工程が煩わしくて仕方ありませんでした。
しかし、VagrantとVirtualBoxを導入し、VCCWとWordMoveを用いれば簡単なコマンドのみでローカル環境と本番環境を同期できるため、非常に便利です。
Vagrantは「仮想環境導入ツール」、VirtualBoxとは「仮想環境の”ハコ”を作成する場所」と考えて頂ければ良いのですが、まずは導入するところまでを纏めます。
環境:OS X El Capitan 10.11.6
Vagrant version:1.9.0 (最新は1.9.1)
VirtualBox version:5.0.10
MacにVagrantをインストールする
>>Vagrantダウンロードページ から、Mac OS用のものをダウンロードします。
すると、インストーラのダウンロードが完了しますので、インストールを続けましょう。
特に設定変更が必要な項目はありません。
設定が完了したら、以下のコードをターミナルで打ってバージョンを確認し、問題なく表示されればOKです。
vagrant -v
※インストールにコケることはまず無いと思いますが、もし発生した場合はエラーコードでググりましょう。コメント頂ければ、お答えできる範囲でお答えします。
MacにVirtualBoxをインストールする
>>VirtualBoxダウンロードページ からMacOS用のインストーラ(下画像赤枠)をダウンロードする。
Vagrant同様、VirtualBoxインストール時も特に設定変更等は必要ありません。
そのまま進めていけば、インストール完了です。
念のための、バージョン確認によりきちんとインストールができたかを確認します。
VirtualBox --help
以上により、簡単にMacにVagrantとVirtualBoxをインストールし、仮想環境を構築する土台が出来上がりました。
次は別ページにて、VCCWを用いたWordPressのローカル環境構築についても纏めていきます。