WordPressのカテゴリー作成時に/category,日本語URLはSEO的に入れない方が良い

2018年9月21日ウェブマーケティングcategory,SEO,URL,WordPress,カテゴリー,日本語URL,構造

WordPressでサイト・ブログ運営をしている皆さん、カテゴリー設定はどうしていますか?

僕も何の気なしにカテゴリーページを生成していて、後からSEO要件を見なおしている時に問題だなと思った点がいくつかありました。

今回は、自分の修正した内容も含めてWordPressにおけるSEO的に間違いないカテゴリー構造について考察していきます。

WordPressのカテゴリーだからとか関係なく、URLに日本語を入れるべきでは無い

僕の場合、カテゴリーはWordPressの投稿画面から追加していました。

この場合、詳しい説明やURLの設定を行うこと無くカテゴリーを追加することが出来ますが、SEO的にマズい大きなデメリットがあります。

WordPress投稿画面からカテゴリーを追加すると「日本語URLディレクトリ」が自動的に生成される

この事実、もちろん気付いていましたが正直修正するのが面倒で放置していました。

が、検索結果を"site:"で調べてみると、カテゴリーページの順位が低いことが発覚。

これは何とかせねばということで、以下施策を行いました。

日本語URL⇒英語URLに変更し、301リダイレクト(評価が移りきったら外す)

カテゴリーページに説明文を追加し、<meta name="description">に自動的に記述するようにする

まずは諸悪の根源である日本語URLを撲滅すべく、日本語で設定されているものを全て英語に設定

URLの変更は簡単で、カテゴリー編集画面の「スラッグ」を変更するだけです。(僕のように投稿画面からカテゴリーを追加しただけだと、カテゴリーの文面がそのまま入っています。)

これだけだと、これまでの日本語URLからの評価を捨てることになりますので、301リダイレクトを行いました。

.htaccessに書いてもいいですが、面倒なので「Redirection」というプラグインを使いました。(1ヶ月後くらいにはリダイレクト処理もプラグインも削除します。)

また、各カテゴリーページは一覧が並んでいるだけで、indexさせるほどの品質の担保されたページではありません。

noindexに指定してしまうのも手ですが、僕はカテゴリーページのインデックスはそのままに中身を厚くする作戦を取ることにしました。

具体的にはカテゴリーの説明文に記入した内容をサイト上でも表示 & <meta name="description" content="ここ">に自動的にセットされるようにしました。

実装方法は以下コードをcategory.php(Stingerの場合はcategory.phpが無いので、archive.php)に書き込むだけです。(All in One SEO Packというプラグインを利用している場合、カテゴリの説明を設定すればOK。もし入れていない場合は、実装する必要あり。以下参考にしたサイトを見てください。)

<?php if (is_category() && !is_paged() && category_description()) :?>
  <div id="category-description">
    <?php echo category_description(); ?>
  </div>
<?php endif; ?>

一応、CSSで簡単に見た目を装飾しました。

#category-description {
    background-color: #F3F3F3;
    padding: 18px 10px 1px 10px;
}

以下のような見た目に簡易的にしています。

参考にしたサイト:WordPressのカテゴリー設定にある「説明文」をカテゴリページに表示し、メタタグにも設定するカスタマイズ方法

WordPressのカテゴリーページに自動的に付与される/categoryは本当は無い方が良い

トップドメインからのリンクジュースが基本的に配下のディレクトリに渡りますし、配下のディレクトリからの評価は上位のディレクトリに渡ります。

WordPressの場合、カテゴリーページは自動的に/categoryが付与されます。

当サイトの場合だと、https://takuyokomizo.com/category/seoのような形になります。

このカテゴリー各ページのリンクジュースは1階層上のディレクトリであるhttps://takuyokomizo.com/category/に渡されることになります。

が、上記URLを叩くとこうなります。

https://takuyokomizo.com/category/は404エラーだわ。。。

今のGoogleは内部リンクさえしっかりしていれば、URL構造はあまり気にする必要はありません。

しかし気持ち悪い構造になっていることは確かです。

この場合の対処法は以下2つがあります。

何もしない

全てのカテゴリーページから/categoryを消したURL構造にする

/categoryを消すことはphpの処理で出来るのですが、実装方法間違うと全カテゴリーページが404になるため、一旦は放置しています。(この前やってなりました。)

上手い実装方法あったら教えて下さい。