Twitter・Facebookで内部や検索エンジンから自分の名前を検索されないようにする方法
TwitterやFacebookといった各種SNSサービスを利用している場合、プライバシー設定に関しては非常に気を遣っておきたいところ。
今や企業が就職活動において、個人名で検索してタイムライン上でのつぶやきや投稿を確認する「エゴサーチ」という手法も公然と行われています。
一番気になるのが、故人の名前や事件の被害者の名前でエゴサーチが行われ、自分の写真等がネット上に拡散してしまうことが度々起こる事。
ネット上に一度拡散した情報は、Google側に削除依頼を行っても完全に消し切ることは不可能です。
我々にできるのは、プライバシー設定を厳しくして外部から検索できないアカウントの状態にしておくことです。
今回は、TwitterとFacebookでアカウントのプライバシー設定を強化して、検索できなくする方法について紹介します。
Twitterの場合「ツイートの公開設定を非公開にする」で問題なし
Twitterの場合、ツイートの非公開を行う事でTwitter内で検索された場合に自分のツイートがフォロワー以外には非表示になります。
設定方法は、まずアカウントの設定の項目の「セキュリティーとプライバシー」を選択します。(ちなみにこれまではPCでしかツイートの非表示はできませんでしたが、最近iPhoneやAndroidアプリでも出来るようになりました。)
次に、プライバシーの項目の「ツイートを非公開にする」を選択して保存するだけ。
ただし注意しておきたい点が2つあります。
“アカウント自体は誰でも見れる“かつ"検索エンジン(Google,Yahoo!)にアカウントがインデックスされている“ということ。
当サイトの場合、Twitterアカウントが存在します。
Twitter内で、仮に僕がアカウントを非公開にしていても、アカウント名やID等は表示されます。(ツイート内容は非表示になりますが)
そのため、自分の名前とアカウント名やIDを一緒にしていると、推測されてしまいます。
また、検索エンジンで「中二病のウェブマーケティング」と検索すると以下のように自分のTwitterアカウントもインデックスされているのが確認できます。(5位くらい。もちろん1位はこのサイトで、サイトリンクもバッチリ表示されています。
Twitterの場合は「ツイートの非公開」の設定と「アカウント名・IDに自分を連想させるものを入れない」を心がけましょう。
Facebookの場合「プライバシー設定の公開範囲を変更」と「検索エンジンによるプロフィールへのリンクを制限」する
Facebookの場合、Twitterとは異なり実名で登録を行うこととプライベートな写真を投稿する方が多いので、余計にプライバシー設定には敏感になっておくべきです。
事件の被害者の恋人のプロフィールが晒される…なんて本当に酷い話もあります。
自分や大切な人を守る為にも、プライバシー設定を必ず行っておきましょう。
プライバシー設定の公開範囲は"友達“に全てしておけば一安心
設定方法は、アカウントの右上をクリックして設定を選択。
左のメニューのプライバシーをクリック。
次に"私のコンテンツを見ることができる人"の共有範囲を「友達」に設定し、"私を検索できる人"のFacebook外の検索エンジンによるプロフィールへのリンクを許可しますか?を「いいえ」に。
こうすることで、Facebook内の友達以外にタイムラインや写真を見られる事は無くなり、検索エンジンからもインデックスされなくなります。
Facebookも注意が必要で、アカウント自体はアプリ内であれば誰でも見れる状態にある
Twitter同様、アカウントを完全に友達以外の誰からも見られなくする事は不可能です。
考えられる対策としてローマ字で名前を登録する、ですが…結局プロフィール画像だけは見られてしまいます。
一番の対処法は"SNSに登録しない"です。
SNSを使っているという事は、ネット上に個人情報をバラまいているんだという意識を持って、普段から接する事が大事です。