独自ドメインより無料ドメインを取得した方がSEO対策に効果的な理由はありません!
SEO対策をする上で、というより自分のサービスやサイトを運営していく上でドメイン取得は非常に重要です。
ドメインというのは簡単に移管するものではありません。
というのも、Googleのような検索エンジンはドメインが受けている被リンクを、検索順位の評価基準にしているからです。
今回は、SEO的に問題の無いドメイン(独自ドメイン)の取得方法をまとめます。
まずは独自ドメインを取得するか、サブドメインorサブディレクトリ(無料ブログの無料ドメイン)で始めるべきか
独自ドメインを取るか、無料ブログの無料のドメイン(サブドメインorサブディレクトリ)を取るか。
これは一種の宗教戦争です。ですが、あえて断言します。
SEO的に独自ドメイン or サブドメイン or サブディレクトリ(無料ドメイン)のどれが良いということは無い
サブドメインやサブディレクトリなら、トップドメインのオーソリティを受けられるから、独自ドメインより有利じゃないの?という指摘をしたい方、一度両方取得して運営してみて頂きたいです。
どっちも変わりません。
Googleは、よりサイト内のコンテンツを重視してサイトの評価を行うようアルゴリズムが進化してきており、直近では忌まわしきページランクの概念を撤廃しました。
どんなドメインを取ろうが、中身が伴わなければGoogleは評価しません。
※個人的には「独自ドメイン」を取得するのをお勧めします。
理由は簡単で、ドメインはサイトのブランドを表しており、オリジナルである方が良いからです。
また、SeeSaaブログのようにトップドメインがGoogle八分を食らう可能性があったり、ブログサービスが終了するとドメインが廃止されてしまうことを考えると、独自ドメインである方がリスクが少ないです。(ドメインを移管するのは簡単ですが、リダイレクト等ミスるとサイト評価が0になるからです。)
具体例を出すと、はてなブログ界隈で一番有名な「クレジットカードの読みもの」さんが、無料ドメイン(はてなブログドメイン)から独自ドメインを取得して移行した結果、アクセス数が4割程度に落ち込むという悲惨な事態になっています。
【#SEO】独自ドメインへの切り替えから今日で18日目。アクセス数は切り替え前のだいたい40%程度にしか戻っていません。
まぁ今のところ損失ばかりが膨らんでるので大失敗です。3週間でどうにかなるかなと思ってましたが、これは1ヶ月を覚悟した運用しないとダメですね。日々、憂鬱です。
— クレジットカードの読みもの (@cardmics) June 19, 2017
【#SEO】アクセス数が落ち込んでからはだいたい12日が経過。独自ドメイン化で得られるメリットよりも、売上としての損失のほうが何百倍も膨らんでしまっている感です。 #最新SEOではドメインパワーは関係ないとか言ってすいませんでしたhttps://t.co/YLhw5dwGwg pic.twitter.com/fCgNwwnE5u
— クレジットカードの読みもの (@cardmics) June 19, 2017
ドメイン名は分かりやすく、複雑なものにしない
このサイトのドメイン名は「レビューログ」という名前です。
理由は簡単で、ガジェット系のレビューサイトであり、食べログと似た語感で覚えやすいものってなんだろう?と考えた時に浮かんできたのが、「レビューログ」でした。
しかも、このドメインは絶対に売らない覚悟なのでHTTPS対応も終わらせています。
ドメイン名はサイトのブランドを表すので、リンクを張られる時に認知してもらいやすい分かりやすい名前にすべき
最近はSNSでのシェアを行う人が増えてきましたが、その際必ずドメイン名は表示されます。
ドメインはいわば「サイトの名刺」なのです。
時計のサイトであれば「watch」という単語が入っているべきなのは、火を見るより明らかでしょう。
意味不明な文字・数字の羅列では、ユーザーは一向にあなたのサイトを認知できません。
日本語ドメインがSEO的に検索エンジンから良い評価を受けていた時代も終わった
未だに日本語ドメインを取得するアフィリエイターが多いのですが、もう検索エンジン的には効果はありません。
検索エンジンはクエリ(検索されるキーワード)に対して、完全一致(or関連語)を太字で強調する
以下をご覧ください。
「クレジットカード」と検索した時の検索結果です。
説明文も含め、URLに含まれる文字列も強調されていることが分かります。
この効果を狙って日本語ドメインを取得するのであれば良いと思いますが、CTRの微妙な上昇くらいであり、スパムサイトか?と思われるリスクを考えると僕は日本語ドメインは取得しません。
.comや.netといったgTLD(ジェネリックトップレベルドメイン)と.jpなどのccTLD(国別トップレベルドメイン)のSEO効果も違いは無い
Googleのウェブマスター向け公式ブログにて、gTLDとccTLDの扱いが変わらないことを明言しています。
正直どのドメインを取ろうが、SEO的に有利不利はありません。
個人的にはこのサイトで国際的に認められているドメインである、「.com」を取得したかったのですが、取得できなかったために「.info」にしています。
が、SEO的に不利になっているなどは一切ありません。
自分の納得いく好きなドメインを取得してOKなのです。
ドメインを取得するなら「お名前.com」が圧倒的に便利
僕は基本的にお名前.comでしかドメインの取得を行っていません。
理由はいくつかありますが、最も大きいのが"共用サーバーと同時申し込みでドメイン代がタダになるキャンペーンをよくやっている"ことです。(それに、管理画面がドメイン会社の中で一番見やすい & 国内90%以上のドメインを所有している。)
大した金額では無いが、ドメイン代が浮くのは得した気分になります。
お名前.comの共用サーバーと一緒に独自ドメインを取得するのは如何でしょうか?