ヤマハ、完全ワイヤレスを含むBluetoothイヤフォンを複数投入

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ヤマハ YAMAHA 完全ワイヤレス Bluetooth イヤホン TW-E5A(B)

ヤマハがBluetoothイヤフォン市場にも参戦しました。

しばらく前にオーバヘッド型、インナーイヤータイプの有線イヤフォンを開発、販売を開始していましたが、その後あまり動きがなかったのでちょっと驚きの新製品投入です。

現在Bluetoothイヤフォン市場でもっともホットな製品の完全ワイヤレスタイプも含め、一気に5機種を投入。

いずれもダイナミック型ドライバー1発の比較的シンプルな構成ですが使うドライバーを少しずつ変えているなど共通点が思ったよりも少なく、このジャンルに初参戦するにはかなり大胆な戦略を取ったようにも思えます。

そしていずれの製品にも共通するのが結果的に耳をいたわることにも繋がる機能「リスニングケア」を搭載しているところです。

リスニングケアとは?

まずヤマハのイヤフォンの新しいコンセプトのリスニングケアの内容を確認しておきます。

人間の耳の聴感上の特性は完全に各周波数に対して完全にフラットなレスポンスを示すわけではありません。また音のボリュームによって周波数特性がかなり変化します。

基本的にボリュームが小さくなると低音域と高音域が聞き取りにくくなります。

このため周囲に雑音がある中などだと音楽の重要な要素が聞えなくなり、いつの間にか再生ボリュームを上げてしまう原因になっています。

ヤマハのリスニングケアではボリュームのレベルごとにイコライザの特性を変化させて、小ボリュームでもバランスの良い音の聞こえ方にすることを目指しています。

これによりムダにボリュームを大きくする必要がなくなり結果として耳に優しいイヤフォンになる、と言うわけです。

完全ワイヤレスタイプ

まず今回発売された完全ワイヤレスタイプのイヤフォンから見てみます。こちらには3機種が投入されました。

最上位のTW-E7Aにはアクティブノイズキャンセリング機能が搭載されます。イヤフォンの機能のメイン部分を担当するチップにはクアルコムのQCC5124を採用。コーデックはSBC、AAC、aptXが使えます。

バッテリー駆動時間はノイズキャンセリング機能ONの状態で5時間。ケースはイヤフォンを3回充電可能なバッテリーを内蔵しています。また、ケースはワイヤレス充電のQi規格対応です。

価格のほうは2万4千円程度が想定されています。

中位モデルとなるTW-E5AはドライバーがTW-E7Aと同じ振動板の径が6.2mmとなるダイナミック型ドライバーを採用。BluetoothのSoCにはクアルコムのQCC3020が採用されています。

ノイズキャンセリング機能は搭載しませんが、イヤーピースに内蔵されたマイクを使って外音を取り込む機能があります。本体のみでは7時間の使用が可能で、こちらもケース内蔵バッテリーで3回充電が行えます。

価格は1万5千円程度が予想されます。

下位モデルとなるTW-E3Aは少し小さな6mm径の振動板を持つドライバーを採用。機能などはシンプルな仕上がりですがバッテリー駆動時間は6時間。やはりケースで3回の充電ができます。

こちらは完全ワイヤレスタイプとしてはかなりお手頃な1万円程度での販売が予定されています。

どの機種もスマートフォンなどと左右のイヤーピースが直接リンクして音切れしにくさを実現する「Qualcomm Truewireless Streo Plus」技術を採用しています。

またIPX5級の生活防水対応になっていて完全ワイヤレスらしい使いやすさを実現します。

ネックバンド型

左右のイヤーピース間にケーブルのあるネックバンド型には2機種が投入されます。こちらの機種にもリスニングケアが採用されているのが特徴でしょう。

上位機種のEP-E50Aにはアクティブノイズキャンセリング機能が搭載されています。Bluetooth関連のSoCにはTW-E7Aと同じクアルコムのQCC5124が採用されていて、そのあたりの設計等は共通化されているのでしょう。

ドライバーはまた別のものが採用されており、振動板の直径が9mmの大きめのものが奢られています。このためより重低音の再生を得意とすることが期待できそうです。

音声コーデックはSBC、AAC、aptXに対応。

外音の取り込み機能も搭載。バッテリー駆動時間は完全ワイヤレスタイプよりも長いものを実現していて、NCオフで最大11時間、NCオンでも最大9時間の駆動が可能です。

下位モデルのEP-E30Aではノイズキャンセリング機能は非搭載。ドライバーは振動板が一回り小さい8.6mm径のものを採用します。

QoCはQCC3020。対応コーデックはSBCとAACになります。

バッテリー駆動時間はこちらの方が長く、最大14時間の連続使用が可能です。

価格はEP-E50Aが1万5千円程度、EP-E30Aが5千円程度での販売となる予定です。