自撮りでも使えるかも。上海問屋のお手軽LEDリングライト
「リングライト」というタイプの照明器具があります。
すごくザックリとイメージを書くと、輪っかになった丸い蛍光管だけを取り出したような感じの明かりです。こういうタイプのライト、部屋の照明だけではなくて写真の明かり取りにもよく使われます。
なぜこんな形のライトを使うのか、というのは後でまた書きますが、お手頃価格のおもしろガジェットをあれこれ取りそろえている上海問屋が、すごくお手頃なお値段のLEDリングライトをいくつか販売しています。
先日そのうちの直径16cmぐらいの製品を入手してみたら、これが思いの外まともで便利なので簡単にレポートします。
なぜリングライト?
まず始めに写真でなぜこんな形のライトを使うのかを書いておきましょう。
その理由の一番大きな所は、こういう形で光るライトだと撮影したいオブジェクトに強くて癖のある影が出にくいからです。
強すぎる影は不自然で絵作りの邪魔になることが多いのです。ストロボ1つを直接当てた写真なんかがこれの典型例ですね。
それに対してリングライトなど、光る場所の面積が大きく広いものだと強い影が出にくいんです。
輪っかの形だとカメラとの相性も良くて、アタッチメントがあるとレンズの周りに固定出来ますので、さらに活用範囲が広がりやすくなります。
すごく明るい
今回買ったLEDリングライトは上海問屋のDN-915805でリング部の直径が大体16cmぐらい。
USBのType-Aコネクタから電源を取るもので、スマートフォンの急速充電ができるACアダプタが使えます。消費電力は最大5Vで2.3A。ACアダプタがほぼフル稼働するぐらいの電気を食います。
その分、フル発光させるとかなりの明るさで、6畳一間をそれなりの明るさで照らしきれるぐらい。さすがにホンモノの部屋の照明までの明るさはないですけれどね。
明るさは11段階に調節でき、光りの色合いも3段階に変えられます。
ちょっと青っぽいけど演色性はすごくまとも
このLEDリングライトを手に入れて実際にに使ってみて一番驚いたのは「演色性」がものすごくまともだったことです。
初期の安いLEDライトは明るいものの、いろいろなものの見た目の色合いが変化してしまうことが多かったのですが、この上海問屋のLEDリングライトはその変化がすごく少ないんです。
白色の色合いで光らせると少し光が青っぽくて、その分、ものの色合いも青い方向にシフトしますが、どの色合いも大体きちんと表現出来ます。
デジタルカメラで撮影すれば、出来上がった写真の「ホワイトバランス」をきちんと取り直してやれば、青みを抜いた自然な色合いの写真に仕上げられます。
ぶっちゃけかなり本格的な写真撮影でも十分に使えます。
自撮りで肌を白く撮りたいときには、この少し青めの光りの色合いのまま使うのもいいかも?
不健康に見えるほどには青っぽくならないと思います。
一緒に買ったミニ三脚も結構しっかり
LEDライトには設置のための「脚」がついていませんので、固定用のミニ三脚も一緒に買ってみました。こちらも結構しっかりしていてビックリ。
作りはあちこち甘いっちゃ甘いのですが、でもお値段は1,000円ちょいですから不満を言うのも何か揚げ足取りみたいな雰囲気になりますね。
しっかり具合はぶっちゃけお値段以上。
結構使えます。
軽いレンズを付けたミラーレス一眼ならしっかり載せられちゃいます。もちろん本格的な撮影には向かず、記念撮影用になると思いますが。
今回は購入を検討し始めたところでなんともタイミング良く上海問屋の割引クーポンが飛んできまして、すごくお得にライトとミニ三脚をゲット出来ました。
これからいろいろ遊んでみようと思います。