プレイステーション クラシックに内蔵されるゲーム20タイトルが判明
発売時期としては随分昔になるゲームにもまだまだ人気が集まっていますよね。一部の有名タイトルは未だにゲームクリア時間を競うタイムアタックが続いていたりもしますし。
スーパーファミコンのメジャーなゲームを複数内蔵して小型化したニンテンドークラシックスミニ スーパーファミコンが大人気を集めて売り切れ続出、はては高価転売騒動まで巻き起こしたことは記憶に新しいところだと思います。
セガなども復刻版ゲーム機のアナウンスがありましたが、ソニーもそんな流れに乗ることにしたのか初代プレイステーションのメジャータイトルを20内蔵したプレイステーション クラシックの販売を決定しました。
こちらもなかなかの話題になりましたが、先日搭載されるゲーム20タイトルの内容が公表されました。
注目の20タイトルは
プレイステーション クラシックに内蔵されるゲーム20タイトルは以下のものです。
- アークザラッド
- アークザラッドII
- ARMORED CORE
- R4 RIDGE RACER TYPE 4
- I.Q Intelligent Qub
- GRADIUS 外伝
- XI
- サガ フロンティア
- G ダライアス
- JumpingFlash! アロハ男爵ファンキー大作戦の巻
- スーパーパズルファイターIIX
- 鉄拳 3
- 闘神伝
- バイオハザードディレクターズカット
- パラサイト・イヴ
- ファイナルファンタジーVII インターナショナル
- ミスタードリラー
- 女神異聞禄ペルソナ
- METAL GEAR SOLID
- ワイルドアームズ
ゲームってそれぞれのタイトルに熱狂的なファンがいらっしゃいますから、収録タイトルに関してはいろいろな意見が出るのは当然のことだと思います。
でも、割とまんべんなく無難なチョイスになったかな、って気もします。
ゲーム機本体の内容
一応、プレイステーション クラシック本体の内容もちょっとだけ見ておきましょう。
形は初代プレイステーションを模したものですがサイズは縦横共に45%ととても小さくなっています。体積に関してはなんと80%カット。手のひらに載りそうなコンパクトさです。
映像出力は今風にHDMIケーブルから。電源もスマホなどの充電器が使えるUSB給電になっているのがなんとも時代の違いを感じさせますね。
当時最先端に近い3D性能を持っていたゲーム機を今の技術で作り替えると、スマホの充電器で動かせちゃうんだ、っていうあたりにはちょっと衝撃を感じます。
古いゲームが未だに遊ばれて復刻版が歓迎されるのは?
昔ながらのドットで描かれたゲームが未だに遊ばれ続けていて多くの人にとって今遊び直しても面白いゲームになっている、というのはちょっと不思議な気もしないでもありません。
でもきっとゲームの楽しさの根っこの部分というのは昔からあまり変わっていないのでしょうね。
そして最新のゲームが誇る画面のキレイさとかはオマケ的な感じで、こういったゲーム本来の楽しさとはあまり関係がない部分なのかもしれません。
逆に画面がキレイすぎてしまうと映像に関係するところでは遊ぶ人の想像力が働く余地がなくなってしまうのかも、とか考えたりもします。
日本の人たちって割とマンガの文化になじみがありますから記号化された絵柄からいろいろと想像(妄想?)を働かせて、描かれていない部分を埋め合わせるのが得意なんだと思うんですよ。
そこを奪ってしまいがちな画面がキレイすぎるゲームって逆に自ら寿命を縮めてしまっているのかもしれません。
また、昔のゲームが今でも楽しめる、あるいは昔のゲームの方が楽しいと感じる機会が多かったりするのだと、今の新しいゲームは新しい楽しみ方をあんまり提案出来ていない、ってことになっちゃうのかもしれませんね。
それはそれでゲーム業界にとっては割と深刻な問題なのかもしれません。