ショッピング広告(商品リスト広告(PLA))がGoogle SERPS(検索結果)の変化により重要度を増している
データフィード広告が大好きな皆様、正直僕はあまり得意ではないですがこんにちは。
Google AdWordsのショッピング広告(商品リスト広告(PLA:Product Listing Ads))と言えば、データフィード広告として有名です。
Googleショッピングというサービスの認知度も増えてきており、そこへの新しい広告配信の仕組みとしてデータフィードがショッピング広告(商品リスト広告(PLA:Product Listing Ads))から目を背けるわけにはいかなくなっています。
目次
そもそも商品リスト広告(PLA)=ショッピング広告とは?
外部リンク(AdWordsヘルプ):ショッピング キャンペーンとショッピング広告について
EC系のサイトの場合、今回のショッピング広告や、動的リマーケティング広告(Criteoのようなレコメンドバナー)が登場するまではスタティックのバナー広告に商品を掲載するしかありませんでした。
しかし、動的リマーケティング広告によりサイト内の商品データをGoogleやCriteoの指定する形式(csvとか)で入稿することで、ユーザーが閲覧した商品とそれと近しいものを自動的に広告に表示させるという配信手法が確立されました。
両者の時系列は詳しく調べていませんが(多分ショッピング広告(商品リスト広告(PLA))の方が先?)、ショッピング広告も同様になります。
ショッピング広告は動的リマーケティング広告と同様で、キーワードを指定する必要がありません。(ターゲティングには両者指定できたはずなので、それとは違います。入稿時のお話です。)
代わりにGoogleの指定する形式のフィードデータをGoogleマーチャントセンターで管理し、それと広告配信用のAdWordsアカウントと紐付けて配信を行います。
フィードデータを細かく意図したように設計すれば、検索クエリとマッチした商品がGoogleショッピング or SERPSの右側(PC。スマホはTop)に掲載される
検索クエリとリマーケティング(一度来訪した商品情報の定時)が同じくらいあるいはそれ以上に強い(?)となると、つくづく検索クエリを広告配信に取り入れたGoogleの先見性が光るなぁと思っています。
2/24のSERPS(検索結果)の変更の影響で、検索結果右側に表示される広告は商品リスト広告(PLA)=ショッピング広告だけに
先月、検索結果の表示のアップデートがありました。
PCでの右側広告がショッピング広告(商品リスト広告:PLA)以外撤廃され、代わりに主要キーワードでプレミアムポジションの枠が4つになり、自然検索結果の下にも3枠広告表示がされるようになりました。
視覚的にショッピング広告は今まで以上に目立つことになり、CTRが上がったんじゃないかな?と見ていますがどうなんでしょうか。
動的リマーケティング広告やCriteoなどのレコメンドバナーは一度サイトに訪れたユーザーにしか広告配信出来ませんが、ショッピング広告はサイトに訪れたことのないユーザーに対しても検索クエリと適したフィードデータの広告が配信されるため、ボリュームを出しやすいはず。
今ではFacebookでディープリンクを使った広告配信もありますが(こちらは広告のリンク先にディープリンクを指定して、アプリ所持ユーザーに商品詳細ページへ遷移させる手法なので少し違うけど)、EC×広告はまだまだ伸びていきそうですね。