GoogleのGary Illyesが、シドニーで開かれているSearch Marketing Summitにて、モバイルフレンドリーアルゴリズム(日本では5月に適用)に“モバイルの”ページ表示速度を要素として組み込むことを明言しました。(それも数年ではなく、数ヶ月でです。)
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外部リンク(英語):Search Engine Land
これまで、PCでのページ表示速度がモバイルフレンドリーアルゴリズムに加味されているという歪な状態だったのですが、正された形になります。
直近のGoogle Performance Summitでもモバイルの重要性を発表し、AdWordsの大掛かりなアップデートを発表したGoogleですが、検索エンジンのモバイル対応も勧めた形になります。
モバイルの検索結果には”モバイルの“ページ表示速度を加味する
これまではページ表示速度とはPCのものを指していて、それが検索エンジンのアルゴリズムにも要素として加味されていました。
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それが今回、適切な対処を為されただけとも言えます。
まさかPCのみ表示速度を高め、モバイルの優先度を下げているなんてサイトがこのスマホ全盛期にあるはずが無いのでは?と想像はしていますが、(モバイルで読み込ませる)jsファイルを軽量にするとか諸々対策は必要になるでしょう。
基本的にサイト運営者は、まずサーバーのスペックを見直すべき
ページ表示速度に関係する要素として一番大きいのがサーバーのスペックです。
多少のサイトチューニングをしようが、サーバーを変えるだけでページ表示速度が劇的に改善する例が多かったりします。
当サイトでもお名前.comの共用サーバーからエックスサーバーに乗り換えたのですが、それだけで2倍のページ表示速度になってしまいました。(!)
サイト運営者であれば、エックスサーバーにしていないのはSEO的にも非常にもったいないでしょう。