Macユーザーなら誰しも一度は経験があると思いますが、カフェや会社、学校の授業中など、静かなタイミングでMacを起動したら「ジャーン」という起動音が大きくなってしまったこと、ありませんか?
僕は基本スリープでの運用をしているため、ほとんど気にならないのですが、たまにアップデートで電源を落としていると大きな起動音に驚くことがあります。
起動音を消す、あるいは小さくするためだけに音量調節アプリを入れるのは避けたい(Macの容量的にも)ため、今回はアプリを入れずにMacの起動音を消すか小さくする方法をまとめます。
Macのうるさい起動音をアプリを入れずに消す、あるいは小さくする方法
ターミナルで”sudo nvram SystemAudioVolume=%80“というコマンドを入力する
実は、Macの起動音=システムの音量設定はターミナルのコマンドで一発で弄ることができます。
sudo nvram SystemAudioVolume=%80
これをアプリケーションから起動したターミナルに打ち込み、エンターを押すだけです。超簡単。
※パスワードを聞かれますので、パソコンの設定しているログインパスワードを入力します。マスキングされるため、ターミナルの画面には表示されませんが、入力できています。
ちなみに、やっぱり起動音を戻したい!という場合は、以下のコマンドを再度ターミナルで打ち込むだけです。
sudo nvram-d SystemAudioVolume
※ここでもsudoコマンドですので、パスワードを聞かれますので入力しましょう。
なお、今のシステム音量がどれくらいかを知りたい方は、以下のコマンドでいけます。
nvram-plgrepSystemAudioVolume
Mac自体のボリュームをミュート(最小)にする
実は起動音はMacの音量と連動しています。
僕は普段からミュートにしていますが、音量を調節することで起動音も小さくしたり消したりすることができます。
MacBook Pro 2016でTouchBarへと移行になったファンクションキーの、F10を押せばミュートできます。(あるいはF11でボリュームを小さくできます)
ミュートを忘れがち!という方は、ターミナルでのコマンド入力を、ターミナルでの入力は怖い!という方はボリュームボタンのこまめな確認で起動音を消すことができます。