LINEは3/24に開かれたLINE CONFERENCE TOKYO 2016にて、新しいスタンプ形式である「Pop-Up Stickers」を発表しました。
このスタンプは、タップすると画面いっぱいにスタンプが拡大し、インタラクティブに動くというもの。
既存のスタンプでも動きのあるものはありましたが、それが画面いっぱいに拡がることでよりインパクトのあるものとなっています。
LINEはLINE Store(スタンプストア)を「クリエイター⇔企業⇔ユーザー」をつなぐプラットフォームになろうとしているのでは?
LINEはメッセージ機能から始まって、スタンプ機能で初めて収益を確保し始めたことは有名です。
現在は、LINE Newsという国内有数のニュースプラットフォームを抱え、他にもLINEバイト等多角化していますが、このスタンプ機能はLINEを象徴する機能です。
LINE Timline Adを発表した今、企業がユーザーと接点を持つポイントが「スタンプ」
僕も実際に企業のアカウントをフォローしようと思って気付いたのですが、導線がマジで分かりにくい。
企業キャラクターのスタンプ(例:楽天パンダ)が欲しくて、企業アカウントをフォローせざるを得ないというのが実情です。
となると、ユーザーと接点を持つためには「皆が使いたくなるようなキャラクタースタンプを企業が持っている」ことが大事になってきます。
これは大企業・中小企業問わず。
大企業のようにクリエイターにお金を払えるのならば良いですが、中小企業には難しい。
となると、LINE Storeのクリエイターとスタンプを作って欲しい企業を繋ぐプラットフォームが必要になります。
スタンプの流通は「クリエイター→ユーザー」だけではなく「クリエイター→企業→ユーザー」となる
上記図式はすぐに出来上がるはず。
スタンプのアップデートも欠かさずにLINEが行っているのは、アドプラットフォームになるためのピースの1つにスタンプが存在するからに他ならないのです。
他にもLINE MobileやLINE Payカードなど、魅力的な発表をいくつもしたLINEから、目が離せません。
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