ついに始まりましたね。
Googleが温めていた「AMP(Accelerated Mobile Pages)」プロジェクトが、2/24にフルローンチされ、日本でも検索結果に登場するようになりました。
全ての検索クエリで見受けられる訳ではなく、一部ニュース系の検索クエリのみで表出しています。
当サイトではウェブマーケティングの内容も発信していますので、HTTPS対応とか色々SEO的に良いことはやっており、これもいずれ対応しないといけないかもしれません。
サイトをHTTPS化する際にSEO的に不利にならないための3つの注意点
そもそもAMPって何よ?という方、例として「日航」でGoogle検索してみましょう
上記で書いた通り、現在では対応しているメディアがニュースメディアばかりなので、恐らくニュース記事に関連するクエリのみでAMP記事が出るようになっています。
AMP記事が出現する条件は謎ですが、ある程度AMP対応記事数が多ければカルーセル(サムネイル付き)で複数表示、少なければリスト(サムネイル無し)で表示されます。
具体例は「日航」で検索した場合。
雷マークとAMPの文字があるのが分かります。
爆速で見れるよ!という意味なのだと思いますが、文字通り爆速で読み込みに1秒かかりません
内容を見てみると、FacebookのInstant Articlesのようにめちゃ味気ないのかと思っていたら、全然そんなことなくて対応する気が”若干”起きました。
FacebookのInstant Articles活用法とは?サイト運営者の記事更新が検索エンジンからソーシャルに!
ヘッダーとかはシンプルではあるものの、画像置けますしソーシャルのシェアボタンも置けますし特に違和感無し。
AMPの場合、Google AdSense(アドセンス)の広告も置けます。
思ったより良い。
WordPressのサイトでもAMPを導入するべき3つのメリット
/ampという別のURL上にコンテンツを作成し、元のページにcanonical設定を行うので双方で検索エンジンからの評価が高まる(と思う)
これはイマイチ分かっていませんが、ソーシャルでのシェア等はURLが分かれれば別々に計算されるので、AMPページの検索エンジンからの評価を通常URLのページに加算できるという認識でOKです。
単純に同じコンテンツを2つのURL(通常と/amp)に掲載できるので、流入の窓口を増やせる
まぁこれが一番かな。
AMPページは検索結果1ページ目の画面上部に優先的に表示されており、しかも通常のURLにも同一コンテンツを置ける(正確にはAMP HTMLで記述しないといけないので、別物だが)ので、これは大きいですね。
AMPコンテンツに対応していること自体が検索エンジンのアルゴリズムで好評価を受ける(不確定だが、多分そうなると予想)
これは僕の予想ですが、HTTPS同様Googleの検索エンジンの評価項目(アルゴリズムの変数)に組み込まれるのではないかなぁと思っています。
HTTPS化がSEOに影響大!お名前サーバーからエックスサーバーへの変更を決意した
WordPressのサイトでAMPを導入する際の”大きな“デメリット
AMP HTMLを書き出すのが”超絶“めんどい
WordPressを使っている方は、気軽にブログやサイトを運営しようと思って作成されたはず。
ニュースサイトのアクセスの稼ぎ方(トレンドアフィリエイト)をマーケター目線で解説する
であれば、あまりコーディング等には時間を掛けたくないはず。
僕もそうで、作っているサービスはRailsで書いておりPHPなんて化石みたいな言語僕は書きたくありません。
が、CMSをRailsで作るのは(簡単ですが)諸々最適化考えると面倒なんでWordPressにしています。
AMPに対応するためには、”AMP HTML”という言語仕様で書かないといけません。
WordPressのAMPプラグインはエラー吐きまくって使い物にならないらしい
現状、対応するなら手で書き換える必要があります。(多少のフロントコーディングの知識が無いとキツいので、対価に見合うとは思えません。趣味の領域です。)
ここら辺は以下サイトを参考にするといいでしょう。
Syncer:AMPの対応方法まとめ (作成途中)
q-AZ:AMPをワードプレスにプラグイン無しで設定する方法
今村だけがよくわかるブログ:AMP対応するためのCSSを書いててエラーが出たので原因と解決方法をまとめました
僕が個人的にフォローしている方達ですが、全員HTTPS化しています。
間違いなく変態です。
こうやってカスタマイズを楽しんでサイト運営している方、いいですよね。
僕もこの土日にAMP対応します(白目)