Google AdWordsの上限クリック単価(CPC)をキーワード毎に適切に設定するには
Googleをここまでの巨大な企業に育て上げた、"クリック単価制"というネット広告のビジネスモデル。
これまでの紙媒体やテレビでは、視聴率といってざっくりとしたデータからリーチ数を概算し、それによる課金を行うという非常にアバウトなモデルでした。
しかし、cookieという古いながらも未だに現役な測定システムを用いて、インプレッションからクリック、コンバージョンに至るまで一連のユーザーの行動を追えるようになりました。
今ではオフラインの来店実績もトラッキングできるようになってきています。(参考:http://adwords-ja.blogspot.jp/2015/12/case-study-store-visit-conversions.html)
話は変わって、計測の仕組みがGoogle側に出来上がっているため、誰でもネットに広告を配信することが可能になっています。
僕はこれまで、Google AdSenseを利用した自サイトへの広告配信を行ってきており、そこそこ収益の上がっているユーザーには「¥2,500で¥10,000分の広告配信を今ならできます!」とかいう手紙がGoogle AdWordsから届きます。
この3年間で10回近くお誘いを受けて"全部ガン無視キメてきた“のですが、そろそろ個人で広告運用をしていこうと考えており、キャンペーンの手紙来ないかなぁと待ち侘びているところです。
今回は、上限クリック単価(CPC)を適切に各キーワードに設定して、少額配信でもお金を吸い取られるだけで終わらないように、忘備録として残しておこうと思います。
参考:https://support.google.com/adwords/answer/2464960?hl=ja&ref_topic=3119128
Google AdWordsの仕様上、入札単価(上限クリック単価)=CPCを自分で設定しなければならない
Google AdWordsの広告配信における掲載順位の決まるロジックは、広告配信者である我々が設定した上限クリック単価と品質スコアの掛け合わせ(+広告表示オプションの設定による見込み効果)による、同じキーワードに出稿した広告主間でのオークションとなっています。
入札単価を高めるほど、オークションで勝ちやすくなって掲載順位が上がりやすいが…
上限クリック単価は高めに設定しておくことに越したことは無いのですが、当然あっという間にお金を消化します。
しかも、広告運用を始めた当初はキーワード数も少なく、恐らく競合の多いBigワードでの入札をしようとしていると思われるので、尚更予算を使い切ってしまいます。
注意したいのが、コンバージョンオプティマイザーや入札戦略を利用する事だけは絶対にしないように。
Google側に自動入札調整機能が備わっていますが、こういう機能は予算が豊富にある企業のみができる設定方法です。
気付いたらあっという間にお金が消えますww
まずは"お宝キーワード“を探すために一律の低CPCを設定しておく
広告運用をかじったことのある方なら、"SPAやCPAがいくらで…"とか考え始めると思いますが、正直言って取らぬ狸の皮算用です。
SPAやCPAが見合うキーワードがあれば、予算を増やすだけで勝手に利益が増えていくという素敵な状態になりますが、大手がこぞって入札強化していて絶対に見合いませんw
中小の広告運用者が考えるべきは「Imp数やクリック数は少なくてもCVRの高いロングテールのお宝キーワードを探り当てる」ことです。
そのためにも、まずは我慢して低CPCでの入札を一律行い、キーワードを追加していくに従って上記お宝キーワード(大抵ロングテールのキーワード)を見つけ次第強化すれば良いのです。
我々が大手企業と同じ入札の土俵に上がっては、ひとたまりもありません。
大広告主が拾えていない、ユーザーのニーズに近いロングテールのキーワードを見つけ出すのが中小の広告主が勝つ秘訣の1つと言えます。