2014年から2年ほど、MacBook Pro13インチを使ってきました。
その前は2012年モデルのDVDドライブが装着されたRetinaではないMacBook Pro13インチを使っており、ここ4年ほどはずっとMacを使っていました。
確かに、MacBook Pro13インチで自分のやりたいことは全て快適にできていたのですが、職場でWindows PCを使っていて、自宅でもWindowsを使いたくなってしまいました。(今ではMacBook Pro 15インチを購入して端末を統一し、快適に過ごしています。)
ちょうどクラムシェルモードでの使用に限界を感じ、デスクトップPCを探していたので気付いたらドスパラやマウスコンピュータといった、BTO PCメーカーやiMacのサイトを毎日見てスペック比較をしていました。
Windowsデスクトップは、同スペックのiMacと比較すると30%ほど安く購入することができるので、今回はドスパラで購入しました。
マカーの僕が、購入して1年間使用してのレビューを書きます。
iMac(macOS)ではなくてゲーミングデスクトップPC(Windows)を購入した理由
Windowsデスクトップの圧倒的コスパ
以前、ドスパラのゲーミングデスクトップPCとiMacを同一比較する、という記事でも書きましたが、同じスペックのものをiMacとWindowsデスクトップPCで価格比較すると、30%〜50%くらいWindowsデスクトップPCの方が安くなります。
デスクトップPCを購入するに当たって必要だったスペックは
- CPU(プロセッサー)はCore i7のクアッドコア
- メモリ16GB以上
- SSD搭載(200GBは欲しい)
- GPU搭載(FPSゲームができるような高スペックは必要無い)
でした。
(書いていませんが、モニター解像度はフルHDです。もちろん、4KがいいのですがFPSゲーム用のモニターも兼ねているため、止む無くです。)
iMacで必要スペックを再現するモデルはこれです。
iMac 21.5インチ(4Kではない)の場合で税込183204円
iMacで最もリーズナブルに済まそうと思うなら、4Kや5Kディスプレイを諦める必要があります。
iMacの21.5インチモデルのフルHDモデルであれば、以下のスペックで18万円台で購入可能です。
- 2.8GHzクアッドコアIntel Core i5プロセッサ(Turbo Boost使用時最大3.3GHz)
- 16GB 1,867MHz LPDDR3
- 256GBフラッシュストレージ
- Intel Iris Pro Graphics 6200
- Magic Mouse 2
- Magic Keyboard(JIS)+ 製品マニュアル
CPUはクアッドコアですが、Core i7を諦める必要があります。(CTOモデルでも選択不能なため)
Fusion DriveだとSSD分の容量がかなり少ないため、SSD256GBを選択。(Fusion Driveにするなら2TB(SSD容量は128GB)にしておくべきです。)
4Kや5Kは贅沢品なので諦めます。(Windowsで4Kディスプレイにしても、正直Macと比べてフォントが汚くて見づらいため、あまり恩恵を受けない気がしてフルHDのモニターを使う予定でした。)
この構成で、税込み183204円になります。
ちなみにiMac 21.5インチ 4Kディスプレイモデルにすると、税込み203904円
個人的には、iMacを購入するのであれば21.5インチの4Kディスプレイモデルか5Kモデルを購入する方が、WindowsデスクトップPCと比較するとコスパが良いです。
というのも、市場に出ている高画質(特に5K)ディスプレイは価格が高く、Windowsデスクトップと一緒に購入しようとすると、iMacより高くなる可能性も出てきます。
4Kディスプレイモデルで僕の要件を満たすスペックは以下です。
- 3.3GHzクアッドコアIntel Core i7(Turbo Boost使用時最大3.8GHz)
- 8GB 1,867MHz LPDDR3
- 256GBフラッシュストレージ
- Intel Iris Pro Graphics 6200
- Magic Mouse 2
- Magic Keyboard(JIS)+ 製品マニュアル
2万円追加で4Kディスプレイ、Core i7のCPUが手に入るのであれば、全然安いかなと思いますので、僕ならこちらを購入します。(Mac用キーボードのオススメはコチラ)
Apple iMac (Retina 4K Display 21.5 /3.1GHz Quad Core i5/8GB/1TB/Intel Iris Pro 6200) MK452J/A
※どちらもGPU(グラフィックボード)は搭載していないので、PCゲームのプレイは諦める必要があります。
※5KディスプレイモデルのiMacはかなりお高くなるのと、画面サイズが大きいので検討外でした。
WindowsゲーミングデスクトップPCをドスパラで購入すると、税込み139276円
僕が購入したのは1年前のため、現在は同一モデルは売っていません。
しかし、それより遥かに高性能のモデルを現在は14万円弱で購入することが可能です。
- Windows 10 Home 64bit
- インテル Core i7-7700 (クアッドコア/HT対応/定格3.60GHz/TB時最大4.20GHz/L3キャッシュ8MB)
- NVIDIA GeForce GTX1050 Ti 4GB
- 16GB DDR4 SDRAM(PC4-19200/8GBx2/デュアルチャネル)
- 【SATA3】 1TB HDD (SATA6Gb/s対応)
- 250GB SSD
- DVDスーパーマルチドライブ
- インテル H270 チップセット ATXマザーボード
僕が購入した当時は、GPU(グラフィックボード)がGTX960 4GBでしたので、それよりも性能の高いものを積んでいます。(メモリは32GBに盛っていましたので、+1.5万円かかりました。)
iMacの18万に対して、それよりも良いスペックで14万円で購入できるWindows PCのコスパの良さは魅力的です。
Office製品を使うならWindows PCの方が圧倒的に使いやすい
僕は私用でもExcelを頻繁に使います。
MacのExcelはパッケージ版(2011とか)を購入していたのが2つあったため、勿体無いので使っていました。
しかし、会社でWindows PCでExcelやPowerpointを使うようになって、その使い心地の良さに驚きました。
全ての動作がMacに比べてスムーズですし、Mac版は機能が少し制限されています。
一度快適な操作を味わってしまうと、私用MacでのもっさりしたOffice製品の操作に耐えられなくなり、Windowsデスクトップを購入しようと決意しました。(BootcampやParallelsのような仮想環境での動作は、まだ試していません。)
Windowsデスクトップパソコンなら、モニターを自由に選べる
僕は生粋のFPSゲーマーのため、ゲーミングモニターが常備されています。
そうなると、iMacを購入する利点が少なくなります。
というのも、iMacを購入しても外部ディスプレイとして利用することができないため、PS4を接続してもゲームはできないのです。
iMacでは今あるモニターを持て余してしまいますが、Windowsデスクトップであれば別です。
どの外部モニターに接続しても使えるので、モニターが既に自宅にある方は初期費用を抑えることができます。(Mac miniがあるじゃん!という方、クアッドコアのCPUを積めないので、無しでした。。)
ここまで色々書いてきましたが、要はWindowsデスクトップパソコンはお得でいいよ!ということなのです。
家電量販店で購入するより、ドスパラ等のオンラインBTO(カスタマイズ)を受けているところで買うのがベストです。
注文して2,3日以内(早ければ翌日)には届くので、オススメです。