アプリ広告で重要な指標であるCPIとは?その意味と計算式を解説します
iPhoneが世界を席巻し、AppStoreが登場したのがほんの数年前ですが、今やAppleの売り上げの7割を占めるのがiPhoneとなっています。
AppStoreは巨大なアプリマーケットを作り上げたという意味で先進的だったのですが、追随してGoogleのスマホOSであるAndroidも同様にGoogle Play Storeを立ち上げ。
シェアで言えばAndroidが優勢な状態になっています。
アプリの市場が馬鹿でかいのであれば、アプリを広げるための広告配信市場も大きいことは明らかで、現在進行形で伸びています。
今回は、アプリ広告における重要な指標であるCPIについて、その意味と計算式を現役のマーケターが解説します。
アプリ広告におけるCPIとは1インストールにかかったコストのこと
CPI = Cost Per Install ← CPIの意味は1回のインストールにかかったコスト
アドテク界隈の用語は本当に3文字英語が多くて辟易ですが、仕方ないので元の単語から覚えましょう。
上の参考リンクに記載しましたが、リスティング広告ではCV数に対応するCPAを見ていればよかったのですが、アプリ広告の場合まずインストールという手順が入ります。
その後、アプリ内でのアクション(予約や購入等)=CVが行なわれます。
つまり、見るべきゴールポイントがインストールとCVの2つあるというのが、アプリ広告の運用における一番厄介な点です。
CPIの計算式は「CPI = Cost ÷ Installs」
1回当たりのインストールにかかるコストですから、上記のようにCPIの計算式を表すことができます。
余談ですが、アプリ広告の場合CVRと言ってもインストール時のものかインストール後のアクションのものか2通りあるため、インストールについてはDLR(Download Rate)と呼んだりします。
アプリ広告でダウンロードレートと言われれば、インストールのCVRだ!とすぐに分かるため、分かりやすいですね。