Google AdWordsの広告で掲載順位が上位の時に享受できる3つのメリット
Google AdWordsで広告運用をしている人ならば誰でも、自分の運用している広告の掲載順位を引き上げて上位表示させたいと考えると思います。
では、実際のところ上位表示させることでどんなメリットを得られるのか。
実際に上位表示が出来ている広告主の出稿の様子を見ながら、解説していきます。
目次
Google AdWordsの広告で上位表示された場合、単に掲載順位が高まるだけでは無い!
Google検索よりも上位に表示される(ただし、CTR(クリック率)はGoogle検索の方が上のことも)
別記事でも書きましたが、Google AdWordsの広告枠は検索結果よりも上位に表示される仕組みになっています。
しかし、スマートフォンの普及などネットリテラシーの高まってきた昨今では広告に対する嫌悪感は年々強くなってきており、自然検索結果で表示されるサイトに遷移するユーザーの方が多いです。(体感)
単純に上位表示された方がCTR(クリック率)が高まる
実際に掲載順位とCTRの関係を調べたページを記載しておきます。
参考:https://www.suzukikenichi.com/blog/top-organic-serp-listing-gets-17-16-percentage-ctr/
これを見ると、検索クエリにもよりますが仮に掲載順位が1位だったとしてもCTRは15%ほど。
自然検索の場合、1位だと僕の体感で30%ほどある(もちろん、広告出稿が少ないクエリの可能性もありますが)ので、AdWords広告で1位を取るより検索広告(SEO)で1位を獲得する方が価値があります。
もし検索広告で1位を取れている場合、AdWords広告の出稿を抑えるという判断もできますし。
掲載順位が高い(1or2位??)かつ広告の品質スコアが高い場合、広告表示オプションが表示されて画面占有率が上がり、CTRが向上する
上位表示で受けられる恩恵のうち、最も大きいのがこの"広告表示オプションの表示"でしょう。
以下は「京都 ホテル」で検索した時の結果になります。
Booking.comがAdWords広告の1位に表示されていますが、じゃらんやるるぶトラベルに比べて追加でリンクが表示されていますよね?
これが、広告表示オプションの1つ「サイトリンク」です。
ちなみにサイトリンクはじゃらんにも表示されていますが、説明文(拡張サイトリンクと言います)は表示されていません。
通常のAdWords広告が右側に表示されている楽天トラベルや一休ですが、それに比べると広告表示オプションにより表示幅が大分広がっているのがお分かりかと思います。
ちなみに上位表示されているBooking.comに関しては、コールアウトやレビュー表示オプションが追加で表出していますね。